北播

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赤外線を使った非接触式体温計で入館者(右)の体温を測る職員=白雲谷温泉ゆぴか
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赤外線を使った非接触式体温計で入館者(右)の体温を測る職員=白雲谷温泉ゆぴか
3カ月間の臨時休館を経て、6月からのオープンに向け準備を進める職員ら=岡之山美術館
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3カ月間の臨時休館を経て、6月からのオープンに向け準備を進める職員ら=岡之山美術館

 4月7日の発令から約1カ月半を経てようやく21日に解除された兵庫県の緊急事態宣言。県も商業施設などへの休業要請を大幅に緩和し、北播磨の関係者からも「解除は一区切り」と安どの声が聞かれた。ただ、当面は感染対策の継続が求められ、「いかにお客さんに来てもらうか。これからが本番」と表情を引き締める商業者も多い。(小日向務、笠原次郎、長嶺麻子)

 小野市うるおい交流館エクラでは多くの催しが中止に。鈴木真美・事業担当理事マネジャーは「先の見えないトンネルで落ち込んでいた」と振り返る。18日に利用を再開し、「『3密』回避など制約はあるが、一歩ずつ前を向いてやっていきたい」と決意を見せる。

 同日に営業を再開した「白雲谷温泉ゆぴか」は、入館者を非接触式体温計でチェックし、サウナを7人までの利用に制限。再開後の利用者は例年の6割ほどで、高坂勝巳支配人(67)は「宣言の解除で、お客さんが戻ってくることを期待したい」と話す。

 3月2日から休館している西脇市の岡之山美術館は、宣言解除で6月2日から始まる特別展の準備が本格化する。2メートル間隔の位置を示すオリジナルロゴを作り、一度の入館者を最大10人程度にとどめるなど新しいルール作りを模索する。

 一方、不安を口にする商業者も。西脇多可料飲組合の森脇冨成理事長(62)は「解除は一区切りと歓迎したいが、営業時間が元に戻っても、お客さんが戻るのには時間がかかるはず」。

 自らも写真スタジオを経営する加西市商店連合会の宮本博文会長(62)は「これからが正念場。以前と同じサービスでは、顧客は戻ってこないかも」と疑問を投げ掛ける。「お客さんも繊細になり、基準が変わった。完全予約制にするなどそれぞれの商業者が、顧客が戻りやすい環境づくりを進めないと」と訴えている。

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