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交代勤務をしているため、空席が目立つ作業場=加西市内
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交代勤務をしているため、空席が目立つ作業場=加西市内

 「5月に入って出荷ペースが4月の半分になった」。兵庫県加西市の自動車部品製造メーカーの社長が表情を曇らせる。社員約60人は3分の1ずつが交代で出勤。新しい部品生産の道を探ろうにも、外出自粛が壁になって営業もできず、いらだちを募らせている。

 生産量は中国の経済成長鈍化や日中関係の悪化などで一昨年末から前年同月比を割る状況が続いていた。新しい製品の段取りを付け、2月ごろに生産、出荷を始める予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響でストップしたままになっている。

 社員には「給与は100%出す」と説明しており、雇用調整助成金を利用するつもりだ。ただ、設備投資に1台2千万円かかる経営の中で、持続化給付金の200万円は「余りにも少ない」と感じる。

 「ほかにもやりたいことはあり、準備を始めているが、新たな取引を狙う企業を訪問することもできない」とし、「まだ悲観はしていないが、感染症が収束しないと、身動きできない」と嘆いている。(小日向務)

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