北播

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昨年秋、三木市で開催された「北播磨『農』と『食』の祭典」でお目見えした山田錦をPRする酒蔵風テント。中では日本酒が楽しめる(北播磨県民局提供)
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昨年秋、三木市で開催された「北播磨『農』と『食』の祭典」でお目見えした山田錦をPRする酒蔵風テント。中では日本酒が楽しめる(北播磨県民局提供)
サイクルステーションのイメージ図(北播磨県民局提供)
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サイクルステーションのイメージ図(北播磨県民局提供)

 兵庫県の2020年度当初予算案を受け、北播磨県民局は17日、同地域で取り組む事業を発表した。新規事業として、2年後をめどに、地域全体をキャンパスに見立て、住民らが学びを通じてまちづくりに取り組む「北播磨・山田錦大学」の開設を計画する。手始めに酒米山田錦の語り部の養成、体験型観光といったモデル事業を展開。安全安心のまちへ地滑り対策に乗り出すなど計37事業、約1億7千万円を計上している。(中西大二)

■農と食の魅力発信

 山田錦大学は、山田錦を軸にさまざまな学びや体験のプログラムを展開。大学の核となる人材として、産地の強みを生かし、山田錦の栽培や歴史、風土を伝える語り部を養成する。初年度は主に生産者10人が講座を受け、2年目から観光地やイベントで観光客や地元の子どもらに伝えてもらう。県の担当者は「いずれは生産者以外にも対象を広げ、特産地の誇りを醸し出していきたい」と話しており、300万円を計上する。

 3年前から開いている「北播磨『農』と『食』の祭典」を600万円かけて今年も開催。地元産品の販売に加え、山田錦の日本酒を提供する。昨年好評だった酒蔵風のテントを今回も設置し酒米をPRする。

 新たに道の駅などに、地元の農産物や食に精通したコンシェルジュ(案内人)を配置し、来訪者のニーズに応じた情報を伝え北播磨の周遊化を推進。300万円を盛り込む。

■安全安心・共生のまち

 北播磨には県内のおよそ半分にあたる39カ所に地滑り防止区域がある。一方、現地の状況を伝える地域住民の高齢化が進んでいることから、新規事業として130万円を投じ、地滑りの知識と緊急連絡を担う協力員を育てる。防災機関と意見交換しながら研修会を開き防災力向上を図る。

 増える外国人との共生を目指し、地元食材で外国人の母国料理を作るレシピを開発。また、外国人の結核対策として効果的な保健指導を実施する。ともに新規事業で計380万円を計上する。

■サイクルツーリズム推進

 新規事業として、サイクリングと、歩いて観光を楽しむ「フットパス」推進のため計1千万円を計上。播磨中央公園に今春完成予定のサイクルステーションについて、会員制交流サイト(SNS)で情報発信する。また、自転車のルート上に案内板や簡易置き場の「サイクルラック」も設置。フットパスも絡めた新たなロードマップも作成する。

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