北播

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仕込みタンクに櫂棒を入れる杜氏の村崎哲也さん=富久錦
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仕込みタンクに櫂棒を入れる杜氏の村崎哲也さん=富久錦
店内に展示されている立春朝搾りの瓶=富久錦
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店内に展示されている立春朝搾りの瓶=富久錦

 立春の2月4日に搾った新酒をその日のうちに届け、春の訪れを祝う「立春朝搾り」の準備が、兵庫県加西市三口町の蔵元・富久錦で進んでいる。蔵人らは、ちょうどその日においしく酒が飲めるよう、細心の注意を払って仕込んでいる。

 全国の蔵元や卸問屋、酒販店でつくる日本名門酒会主催の恒例イベントで、44の蔵元が参加する。

 兵庫県で参加するのは毎年、同社のみ。搾り上がるのは4日未明で、午前1時ごろから瓶詰めが始まる。予約を受けた酒販店も播磨や神戸、大阪などから集まり、同7時ごろからラベル貼りを手伝う。出荷前の同8時ごろには、飲む人や酒に関わる人らのために無病息災や家内安全、商売繁盛を祈っておはらいをする。

 使用する酒米は、加西産の山田錦。昨年12月20日ごろから蒸し始め、3トンの米をタンク三つで仕込んでいる。温度調節が重要で、暖冬の今年は夜に窓を開けるなどして気を使っているという。

 今は1日1、2回、櫂棒を入れてガス抜きなどをしている。杜氏の村崎哲也さん(49)は「絶対に失敗できないのですごいプレッシャーだが、ここまで来れば大丈夫」と胸を張る。

 搾りたてはフレッシュで軽快な感じがして、飲みやすいという。1・8リットル3200円、720ミリリットル1600円。申し込みは31日まで。送料別。近畿圏なら一部を除き当日中に届くという。富久錦TEL0790・48・2111

(森 信弘)

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