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川で拾ったごみを手にする藤井凰綺さん=多可町中区茂利、中コミュニティプラザ
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川で拾ったごみを手にする藤井凰綺さん=多可町中区茂利、中コミュニティプラザ

 兵庫県多可町中区奥中、中町中学校1年の藤井凰綺さん(13)が毎日、近くの川でごみを拾い、分別やリサイクルを続けていることが社会の模範になるとして、同町の中ライオンズクラブから特別表彰を受けた。藤井さんは同クラブの定例会に出席し、「ごみを捨てる人が減るのが一番だけど、まずはリサイクルを続けて、車いすを買えるようにしたい」と目標を語った。

 3歳の頃から、祖父と散歩に出掛ける際に、空き缶などを拾う習慣があったが、5歳からは毎日、川を見に行き、掃除をするのが日課になったという。成長するにつれ、分別方法も覚え、空き缶などは、中に入ったタバコなどを取り除いて洗いリサイクルへ。「ごみがごみでなくなる瞬間が面白い」と話す。

 ただ、「単にごみとは言えないものが流れ着くことも多い」と疑問を抱くように。今年の夏休みには自由研究で拾ったごみを分類した。発砲スチールやペットボトルのプラスチック類に、ビンや陶器などの不燃物から蛍光灯やライター、スプレー缶といった危険物。タバコなどの有害物質、ポリ袋入り生ごみや小動物のふんまで多岐にわたった。

 藤井さんは「川にごみを捨てると、魚などが食べ、その魚を食べた人間の健康が損なわれる恐れもある。川の水は田んぼに水を引くためにも使われる」と指摘。「捨てる人は常習犯だろう。せめて、ごみを見て拾ってくれる人が増えればいい」と訴えた。

 同クラブの清水賢彦会長は「(スウェーデンの環境活動家の)グレタさんのように、地球の将来を10代の人が真剣に考えている。手本にしながら、共に活動していきたい」と話した。(長嶺麻子)

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