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将来構想検討委員会が、今後のあり方について意見書をまとめた市立加西病院=加西市北条町横尾1
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将来構想検討委員会が、今後のあり方について意見書をまとめた市立加西病院=加西市北条町横尾1

 市立加西病院(兵庫県加西市北条町横尾1)の今後のあり方について、同病院の将来構想検討委員会は意見書をまとめ、北嶋直人病院事業管理者兼院長に提出した。高齢化による医療需要に対応する「地域多機能型病院」を掲げ、耐震性が不足している本館の建て替えについては「計画に早急に着手する」とした。市は、現在の場所で建て替える方針。

 同病院は、近隣での大病院の開設などが響いて患者が減少し、経営改善の取り組みが続いている。同委は市や県、神戸大病院、市医師会、加西病院サポーターの会などで構成。今年1月から2回、会合を持った。

 地域多機能型病院は医療、介護、生活支援を一体的に提供する地域包括ケアシステムで中心的役割を担う。柱としては、がん、2次救急医療、認知症に加え、糖尿病などの生活習慣病や在宅医療支援を挙げた。

 また、急性期と回復期における入院機能の維持なども提示。高度急性期病院や診療所との役割分担の明確化や、来年2月から分娩医療を休止する産婦人科、小児科などについて広域連携の強化も示した。経営改善に向けて、診療科の統廃合などにも言及している。

 委員らは今後、西村和平市長の諮問を受け、具体的なベッド数や診療科などの基本計画を検討する。現在の許可病床は266床。200床以上が大病院とされ、199床を軸に議論する。建て替え費用は199床の場合、60億円規模とみられる。西村市長は「来年度の早い時期に基本計画案を出してもらい、市民に説明したい」と話している。(森 信弘)

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