北播

  • 印刷
斉藤治教諭(右端)から日本語を学ぶ参加者=社公民館
拡大
斉藤治教諭(右端)から日本語を学ぶ参加者=社公民館

 聴覚障害者を対象にした日本語教室が3日、兵庫県加東市木梨の社公民館で開かれた。北播磨地域から約10人が参加し、手話を使いながら学習に取り組んだ。

 同市は2014年、手話を言語と位置付け、耳の不自由な人が暮らしやすい環境を整えようと、近畿の自治体で初めて手話言語条例を成立させた。制定後、市は職員向けの手話講習会を開催。今回は聴覚障害者が手話で日本語を学べる場を提供しようと企画した。

 聴覚障害者にとって手話は「視覚言語」で、耳から聞く言語とは言語体系が異なる。聾学校では日本語の書き言葉を手話で理解する機会が少ないまま卒業することが多いという。

 教室は計2回で、県立神戸聴覚特別支援学校教諭の斉藤治さんが教えた。9月にあった前回は、参加者が自己紹介し、名前や趣味を手話で発表して文字にした。この日は、参加者と趣味が別々に書かれたカードを合わせて言葉を作るゲームに挑戦。続いて、助詞の必要性と使い方を学び、適切な助詞を選ぶ文章問題にも取り組んだ。

 加東聴覚障害者協会の井上勝子会長は「今まで学びたかっただけに、少しずつ理解できて楽しかった」と満足そう。市社会福祉課の山田美香子さんは「ひとまず講義は終わるが、皆さんが学習機会を求めているので、教室の再開を検討したい」と話していた。(中西大二)

北播の最新
もっと見る

天気(11月23日)

  • 21℃
  • ---℃
  • 0%

  • 19℃
  • ---℃
  • 0%

  • 22℃
  • ---℃
  • 0%

  • 21℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ