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平和への思いを書いた作文で優秀賞に輝いた栗山愛菜さん=北条高校
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平和への思いを書いた作文で優秀賞に輝いた栗山愛菜さん=北条高校

 兵庫県加西市段下町、北条高校の栗山愛菜さん(17)=2年=が、平和へのメッセージをテーマに鹿児島県鹿屋市教育委員会が募集した作文コンクールで、高校生の部の優秀賞に輝いた。栗山さんは戦時中を想像しながら、高校生活での「当たり前の日常」を大切に思う素直な気持ちをつづっている。(森 信弘)

 特攻隊の出撃基地があった同市の教育委員会が2014年度から、九州の小中高生を対象に募集。今年は、旧海軍のつながりで連携する加西、姫路、大分県宇佐市でも呼び掛け、加西市からは小中高生11人が応募した。高校生の部は、89点から最優秀1点と優秀賞3点が選ばれた。

 栗山さんは、北条高校人間創造コースの読み聞かせ班で、身近にあった戦争について小学生に伝える活動を計画。メンバーと太平洋戦争中に整備された鶉野飛行場の跡地(加西市鶉野町)を見学したり、そこから飛び立った特攻隊員の遺書を読んだりしてきた。

 作文では「平和」という言葉から連想することとして「戦争や争いが起きないこと」に加え、ささいなことで笑い、おいしいご飯を食べる「何気ない日常が続くこと」を挙げた。

 戦時中は家族が一緒に暮らせなかったことや、21歳の特攻兵の遺書を読んで胸が痛んだことを紹介。「『当たり前の日常』以上に素敵なことはないと思っています。これは、戦争時誰もが望んだことだと思います」と記し、後悔のないように生きようと呼び掛けた。

 表彰式と4市による協議会のシンポジウムに出席するため、8月下旬に鹿屋市を訪れた。戦争の資料館や遺跡なども見学。特攻隊の話を聞いてショックを受けたといい「隊員たちが生きられなかった分もちゃんと生きようと思った。子どもたちにも平和の大切さを分かりやすく伝えたい」と話している。

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