北播

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華やかな衣装で「根日女」を演じる塾生ら=出雲大社
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華やかな衣装で「根日女」を演じる塾生ら=出雲大社
「口真似」を熱演する卒塾生ら=出雲大社
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「口真似」を熱演する卒塾生ら=出雲大社
手を打って、参拝する加西市こども狂言塾の塾生ら=出雲大社
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手を打って、参拝する加西市こども狂言塾の塾生ら=出雲大社
新作狂言「根日女」を演じる塾生たち=出雲大社
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新作狂言「根日女」を演じる塾生たち=出雲大社

 狂言師野村萬斎さんが監修・演出した新作狂言「根日女」などを演じる「加西市(兵庫県)こども狂言塾」が3月下旬、島根県出雲市の出雲大社で公演した。2008年からの「平成の大遷宮」が終わるのを記念したイベントに出演。大舞台で堂々とした演技を見せ、集まった人たちを魅了した。(森 信弘)

 奈良時代の地誌「風土記」は全国で旧5国にしか残っておらず、播磨国と出雲国はこの5国に含まれる。そこで、加西市観光まちづくり協会と出雲観光協会が、風土記を通じた交流事業として企画した。

 同塾は2014年にスタート。萬斎さんが所属する「万作の会」などの指導を受け、毎年5月の「加西能」を中心に発表している。今回は、卒塾生も含め市内や加東、加古川市などの小学3年~中学2年(2~5期生)約30人が出演。1期生も司会を担うなど総力を挙げて臨んだ。

 イベントは野外で行われ、バレエや日本舞踊に続いて塾生の出番に。まず、客をあしらおうとする太郎冠者の様子が滑稽な「口真似」を披露。続いて播磨国風土記に記された地元の悲恋物語を基にした「根日女」を演じた。気持ちのこもった演技で、笑わせる場面ではしっかり笑いを取った。

 口真似に出演した兵庫教育大付属中1年、杉本倫都さん(13)は「緊張したけれど、結構笑ってくれたので楽しかった」。根日女で雷の子分役を演じた山崎杏伽里さん(10)=九会小4年=は「野外なので大きな声を出そうと頑張った。こども狂言を加西市以外の人に知ってもらえたのがうれしい」と笑顔を見せた。

 舞台を見た出雲市の女性(49)は「発声がよく感動した。すごく練習してきたんだろうな、と思った」と感心していた。

 今回の事業費は、塾生らの参加費や市内企業の寄付金で賄った。同塾の事務局を務める市文化・観光・スポーツ課は「今後も機会があれば、積極的に市外で公演したい」としている。

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