姫路

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野良猫を見守る竹居さん=姫路市本町
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野良猫を見守る竹居さん=姫路市本町

 姫路城(兵庫県姫路市)周辺の公園や空き地で暮らす野良猫に、避妊・去勢手術を施して元の場所へ戻す「TNR」に取り組むボランティアグループが、野良猫30匹の里親を探している。見守りを毎日続けてきた高齢のメンバーが体調を崩すようになり、継続が困難に。メンバーは「目が届くうちに、不幸な野良猫を1匹でも減らしたい」と話す。

 竹居洋子さん(81)=姫路市=が4年前に設立した「姫路タンポポ猫クラブ」。市内の70~80代の男女3人が所属し、TNRで猫の繁殖を抑えつつ、生後すぐの子猫など50匹以上を家庭に譲渡してきた。

 活動の中心エリアは、姫路城西側の中堀沿いにある南北約500メートルの「さくらの小径」。周辺には白鷺小中学校や県立姫路聴覚特別支援学校があり、子どもの通学路でもある。これまでに計38匹の野良猫を神戸や赤穂市の動物病院に運び、TNRを施した。

 現在、活動エリアに暮らす野良猫は約30匹。すべてTNR済みで竹居さんが1日1回、清掃と餌やりを続けながら見守っている。車にひかれてしまう猫も多く、姫路城総合管理室に相談して段ボールや毛布で手作りした小屋を石垣の上に設置したこともあった。

 最近は体調を崩しがちで知人に見守りを委託することが増えた竹居さん。餌やりには批判の声もあるが「一つの小さな命。ご迷惑をお掛けすることも多々あるかと思いますが、飼い主が見つかるまで温かく見守ってほしい」と願う。

 里親の希望者には、メンバーが保護する猫の種類や性格に応じてマッチングする。室内飼いやワクチン接種などの条件もある。(地道優樹)

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