阪神

  • 印刷
小林一三直筆の「清く 正しく 美しく」の扇子=宝塚市武庫川町
拡大
小林一三直筆の「清く 正しく 美しく」の扇子=宝塚市武庫川町
「宝塚歌劇誕生と発展」をテーマにしたイラスト地図を手掛けた細川貂々さん=宝塚市武庫川町
拡大
「宝塚歌劇誕生と発展」をテーマにしたイラスト地図を手掛けた細川貂々さん=宝塚市武庫川町

 宝塚文化創造館(兵庫県宝塚市武庫川町)の「すみれ♪ミュージアム」で、6日から企画展「宝塚歌劇誕生物語 宝塚音楽学校編」が始まる。阪急電鉄の前身、箕面有馬電気軌道が開業して110年。節目に合わせて公開した映像で、宝塚歌劇や宝塚音楽学校の創立者・小林一三が掲げた「清く 正しく 美しく」が生まれた背景に迫る。漫画家細川貂々(てんてん)さんが描き下ろした阪急沿線の地図も楽しめる。

 宝塚音楽学校の旧校舎を利用した同館は2011年に開館した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため5月31日まで休館していた。「すみれ-」では、同校の授業風景や歴代の卒業写真や有名作品の衣装を見ることができる。

 企画展では、小林一三による宝塚での動物園や大浴場などの開業、1919年の宝塚音楽歌劇学校創設、さらに宝塚少女歌劇団の誕生と現在に至るまでの経緯を紹介する。小林一三が掲げた宝塚音楽学校の校訓「清く 正しく 美しく」は、当時は「大人の娯楽」だった歌劇を、家族みんなで楽しめる「国民劇」へと育てる意図があったという。

 細川貂々さんが手掛けたイラスト地図は、「小林一三記念館」(大阪府池田市)や、宝塚歌劇の発展に貢献した人を紹介する「宝塚歌劇の殿堂」(宝塚市栄町1)などの関連施設が盛り込まれた。阪急大阪梅田駅から宝塚駅に向かうに従い、登場する人の衣装が開業時の大正期から現代に変化。細川さんは「電車に乗りながらタイムスリップの感覚を味わって」と話す。

 演出家で同館の名誉館長を務める岡田敬二さんは「来年は開館10周年。市立手塚治虫記念館など周辺施設と連携しながら、歌劇だけではない宝塚の文化拠点として発展していきたい」と話した。午前10時~午後4時半(受け付けは同4時まで)。水曜休み。入場料は一般300円、中高生200円、小学生100円。当面の間、団体の受け付けはせず、入り口で熱を測りマスクを着けて入場する。宝塚文化創造館TEL0797・87・1136

(中川 恵)

阪神の最新
もっと見る

天気(7月12日)

  • 28℃
  • ---℃
  • 10%

  • 26℃
  • ---℃
  • 30%

  • 29℃
  • ---℃
  • 20%

  • 28℃
  • ---℃
  • 20%

お知らせ