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NPO法人「ぽっかぽかランナーズ」の障害者ランナーと伴走者らが集まり、武庫川で練習に励む=宝塚市小浜1
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NPO法人「ぽっかぽかランナーズ」の障害者ランナーと伴走者らが集まり、武庫川で練習に励む=宝塚市小浜1
マラソン好きの林聖憲さん(右)のため大会を企画した母優子さん=宝塚市小浜1
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マラソン好きの林聖憲さん(右)のため大会を企画した母優子さん=宝塚市小浜1

 誰にでもゴールできる喜びを-。障害者ランナーのマラソン参加を支援する兵庫県宝塚市のNPO法人「ぽっかぽかランナーズ」が24日、同市の武庫川河川敷で初めてマラソン大会を行う。時間走にして距離を記録し、みんなが達成感を得られる特別ルールを設ける。代表の林優子さん(60)は「年齢も、障害の有無も、初心者も経験者も関係なく楽しめるユニバーサルな大会にしたい」と意気込む。(小谷千穂)

 林さんの長男聖憲さん(25)は難病のてんかん「ドラベ症候群」の患者で、マラソンが大好き。ぽっかぽかランナーズは2013年、林さんが「多くの仲間と走らせてあげたい」と立ち上げた。毎月1回、武庫川河川敷で練習し、障害者ランナーと伴走者のマッチングもしている。

 聖憲さんは足でペダルをこいで前に進む「足こぎ車いす」を使って走る。時に音楽を聴きながら10キロ以上を楽しげに走り続けるという。

 仲間と聖憲さんはこれまで、関西各地の大会に出場してきたが「制限時間」が大きな壁となった。体力があっても、足こぎ車いすランナーは安全のため最後にスタートする上、歩幅の大きな健常者ランナーより時間が掛かってしまう。ファミリー向けの3キロコースでも制限を設ける大会も増え、走る途中で断念することもあり、時間制限のない独自の大会を企画した。

 24日の大会は「ぽっかぽか共生マラソン大会」と名付け、1往復1・5キロを全ランナーが走り、何度も顔を見合わせて「励まし合える」コースにした。募集する部門は、(1)1・5キロか3キロ、または1時間走かを選べる部門(中学生以上30人)=参加費千円▽(2)2時間走(中学生以上70人)=同1200円▽(3)3時間走(16歳以上70人)=同1500円-に分かれる。リストバンドで計測器にタッチして、周回ごとのタイムと、何周走ったかを記録。各部門で周回の多い3人ずつが表彰される。

 林さんは「初めての人も、フルマラソンを目指す人も気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。

 24日午前9時に末広中央公園横の武庫川河川敷で参加者を受け付け、同10時から順次スタートする。参加希望者は今月11日までに、ぽっかぽかランナーズのホームページで申し込む。

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