阪神

  • 印刷
昨年12月、伊丹市内のマンションで発見されたニホンザルとみられるサル=伊丹市提供
拡大
昨年12月、伊丹市内のマンションで発見されたニホンザルとみられるサル=伊丹市提供
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 兵庫県の阪神間各地でサルの目撃情報が相次ぎ、各市に寄せられた通報が昨年12月から約1カ月間で60回を超えている。ニホンザルらしき1頭がうろついているとみられ、発見場所をつなぐと宝塚、伊丹、尼崎市へと直線距離で50キロを超える。どこで仲間とはぐれ、迷ってしまったのか。23日時点で人を襲ったという報告はないが、各市は「近づいたり目を合わせたりすると危険。見つけ次第、すぐに連絡してほしい」と注意を呼び掛ける。(山本 晃)

 「マンションの屋上にサルがいる」。昨年12月22日午後、伊丹市千僧5。市の男性職員が通報で駆け付けると、サルは一室のベランダ脇で体を丸めていた。体長50センチくらいで、困ったような顔をして数分後、雨どいをつたって地上に逃げていったという。

 複数の通報で見た目に加え、「首輪のようなものがある」などと一致した情報があることから、各市は同一個体が阪神間を時計回りに南下しているとみる。

 発見場所をたどると、昨年12月19日昼ごろ、宝塚市仁川うぐいす台の民家で初めて発見され、翌20日には武庫川を越えて伊丹市西野の民家などで見つかった。市内の民家では家庭菜園が荒らされる被害があった。

 その後、尼崎市へ入り、大阪市西淀川区をうろついた後、再び尼崎市臨海部の工場地帯と市街地を南北に行き来しているようだ。ここ数日は特に市南西部で見られ、23日朝には西宮市武庫川町でも目撃情報があった。

 尼崎市農政課によると、人里に出没するのはニホンザルのオスが多く、4~5歳ごろに群れから離れて迷い込むことがあるという。阪神間ではこれまでにも北摂山系や六甲山系から来たとみられる出没例がある。

 尼崎市などでは2年前にも市街地で見つかっており、捕獲せずに山に帰るのを待った。今回も専門家の助言を受け、すみ着かないように警戒している。

 同市は、無理に捕まえようとするとサルが暴れ、人に危害を与える危険があるとし、「見かけた際は、近づかない▽目を合わせない▽大きな声を出さない▽餌を与えない-の4点に注意してほしい」と呼び掛けている。市農政課TEL06・6489・6542。土日はコールセンターTEL06・6375・5639

阪神の最新
もっと見る

天気(2月27日)

  • 10℃
  • 6℃
  • 20%

  • 7℃
  • 4℃
  • 70%

  • 10℃
  • 6℃
  • 10%

  • 8℃
  • 5℃
  • 30%

お知らせ