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体操女子・杉原愛子さん
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体操女子・杉原愛子さん
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体操女子・杉原愛子さん
昼食で杉原愛子選手が食べる弁当=西宮市池開町、武庫川女子大学(撮影・風斗雅博)
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昼食で杉原愛子選手が食べる弁当=西宮市池開町、武庫川女子大学(撮影・風斗雅博)

 東京五輪・パラリンピックが開催される2020年が幕を開けた。兵庫県の阪神間ゆかりのアスリートも大舞台を見据える。日々の練習に加え、選手の原動力は「食事」だ。肉体を強化する食材や、大一番を前に験を担ぐ献立。そんなこだわりの“アスリートメシ”を聞いてみたい。

■体操女子 杉原愛子さん(20)=武庫川女子大短大部

 お昼の弁当箱を開ける一番の楽しみは、肉料理。この日は、ステーキにきゅうりのサラダ、ひじきの煮物など。ご飯には、韓国のりのふりかけがかかっています。内容は日によって違うけれど、甘い卵焼きは必ず入っていて大好物です。

 昨年1月、1人暮らしをしていた東京から実家がある東大阪市に戻り、春から練習拠点を武庫川女子大に移しました。東京五輪出場に向けて、一番安心できる場所で家族のサポートを受けながら、体操に集中したいと思ったから。1人暮らしの時も自炊していたけれど、1人分を栄養のバランスを考えて作るのはとても難しかった。

 今は三食とも全て母の手作り。朝はロールサンドやマフィンなどのパン食か、納豆ご飯。1年生なので練習場の掃除など、下級生としての仕事もある。早い日には朝7時に大学に着き、授業のない日は一日中、授業がある日も夕方から午後8時まで練習が続きます。

 夜ご飯は、両親が迎えに来てくれた車の中で済ませることが多いです。保温できる弁当箱を用意してくれて、昼ご飯よりおかずの品数が増え、汁物も付けてくれる。寝るまでに少しでも消化したいので、移動時間に食べるようになりました。

 「勝負メシ」は納豆。高校生のころから、試合前の朝食で必ず食べる。からしは入れず、気分で卵を割る。ひき割りではなく、小粒が好き。好物で食べていたら、いつのまにかルーティンになってしまった。

 大学では短大部の健康・スポーツ学科を専攻しています。テスト前は夜遅くまで勉強するので、競技との両立は正直しんどい時もある。それでも、ほかのスポーツに触れたり、身体の機能を学べたりするのは、競技にもプラスになっています。

 両親、姉も体操経験者。幼いころから体操以外の習い事をしたことがない。この競技一筋です。体操の競技人生は意外と短くて、集大成の場面を迎えている。東京五輪の出場権は命をかけて全力で勝ち取りたい。そして大舞台では、審判だけでなく観客を魅了したい。(聞き手・斉藤絵美)

【すぎはら・あいこ】1999年、大阪府東大阪市生まれ。4歳から、4つ上の姉の後を追って体操教室に通い始めた。2016年のリオデジャネイロ五輪に出場。世界で初めて女子平均台でE難度の技、足持ち2回ターンを成功させ、技に自身の名前が付けられた。18年に日本女子体育大に入学し、19年4月に武庫川女子大へ。同年10月、ドイツで開かれた世界選手権に出場し、東京五輪の団体総合出場枠を獲得した。4月の全日本選手権、5月のNHK杯、6月の種目別選手権大会などを経て、東京五輪代表4人が内定する。

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