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ボールを手にする芥川愛加選手=西宮市津門住江町、JTマーヴェラス体育館
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ボールを手にする芥川愛加選手=西宮市津門住江町、JTマーヴェラス体育館
日本-セルビア 第3セット、強烈なスパイクを放つ芥川愛加=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・秋山亮太)
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日本-セルビア 第3セット、強烈なスパイクを放つ芥川愛加=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・秋山亮太)
バレー女子、JTの芥川愛加選手のおにぎり(JT女子バレー部提供)
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バレー女子、JTの芥川愛加選手のおにぎり(JT女子バレー部提供)

 東京五輪・パラリンピックが開催される2020年が幕を開けた。阪神間ゆかりのアスリートも大舞台を見据える。日々の練習に加え、選手の原動力は「食事」だ。肉体を強化する食材や、大一番を前に験を担ぐ献立。そんなこだわりの“アスリートメシ”を聞いてみたい。

■バレーボール 芥川愛加さん(28)=西宮市に練習拠点

 バレーボールの試合は最大5セットまで続く。2時間半ぐらいかかるときもあるので、試合前にしっかり食べないと体力が持たないんです。合間にゼリーとか飲む選手もいるけれど、私は絶対、試合前に「おにぎり」。白米は腹持ちがいいんですよね。最低でも2個は食べます。パンだとすぐにおなかが減っちゃう。

 「もう少し食べとけば」と思うのは、控え選手としてアップゾーンにいるときが多い。私は消化がすごく早い。試合で動いていれば水分を結構取るので気付かないこともあるけど、控えで第5セットになると「早く終わって」と(笑)。

 海外遠征に行くと現地にお米がなかったり、口に合わなかったり。食べられないからスタミナ切れというわけにいかないので、災害用のアルファ化米を20袋持っていっています。日本代表の栄養士さんに教わった。日本のお米があると安心できる。試合に向けて、いつもと同じ状況をつくることは絶対に大事です。

 白ご飯は子どもの頃から本当に好きですね。お米は熊本の実家で作っていて、特に新米はめっちゃおいしい。みずみずしくて甘みがある。「早く送ってくれ」って、お母さんに言っています。地方で食べる米はおいしくて箸が進む。外食でも締めはご飯です。

 私は一度に多く食べられなくて、しかもやせて筋肉が落ちやすい体質。やせると筋力のコントロールができず、けがにつながることが多かった。2010年に左足の甲の疲労骨折で日本代表を外れてからは、けが続きでした。栄養士さんには「ご飯を食べられるだけ食べて」と言われてます。貧血気味でもあるので食事には気を付けています。

 けがでうまくいかないことは多かったけど「五輪でメダル」という目標はぶれなかった。支えてくれたチームには、リーグ優勝もだけど、日の丸を背負って戦うことが一番の恩返し。国民の皆さんの期待にも応えたい。ベストのコンディションをつくらないと五輪代表になれない。積み上げたものを台無しにしないよう、しっかり白米を食べます。(聞き手・伊丹昭史)

【あくたがわ・あいか】1991年生まれ、熊本県宇土市出身。身長180センチ。スピードが武器のミドルブロッカー。東九州龍谷高校(大分)で全国3冠を果たし、全日本選手権では実業団のトップチームを破って注目された。2010年にJT(練習拠点・兵庫県西宮市)に入部。同年に日本代表に初選出。18年に復帰し、昨年9月のワールドカップなどで活躍した。東京五輪の代表入りは今春に日本オリンピック委員会(JOC)の強化指定選手となることが原則。そこから大会ごとにメンバーが選ばれる。五輪は12人の狭き門。

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