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協定を結んだ福田長治猪名川町長(左)とネッツトヨタ神戸の四宮慶太郎社長。左の乗用車と同じ車種を改装し、実証実験に使う=猪名川町役場
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協定を結んだ福田長治猪名川町長(左)とネッツトヨタ神戸の四宮慶太郎社長。左の乗用車と同じ車種を改装し、実証実験に使う=猪名川町役場

 兵庫県猪名川町と自動車販売のネッツトヨタ神戸(尼崎市)は、住民が予約すれば希望する時間と場所で乗用車に乗り込んで目的地に向かえる仕組み「デマンド(予約)乗り合い交通」の実証実験に向け、包括連携協定を結んだ。来年5月から年度内の実験運行を予定する。同町は阪急バスとコミュニティーバスが走るが、福田長治町長は「第3の公共交通として活性化につなげたい」と話す。(小谷千穂)

 高齢化が進む中、マイカー以外の交通網の拡充が大きな課題だった。阪急バスの路線は幹線道路のみで、1日1往復だけの地域もある。町は阪急バスの路線が通らない地域でコミュニティーバスを走らせるが、同一のルートを走るのは週に3日にとどまり、不便さが残っていた。

 ネッツトヨタが同町に「移動手段の手助けができないか」と打診。トヨタ系列の部品メーカー「アイシン精機」が開発し、愛知県豊明市が実証実験をする乗り合い乗用車の仕組み「チョイソコ」を応用することで両者が合意した。

 計画では、住民は会員登録した上で、原則前日までに電話などで乗りたい時間や停留所を指定し、利用者が乗り合いながら目的地に向かう。大島地区、阿古谷地区、松尾台地区で7人乗りの乗用車2台を走らせる。20年度内は無料で利用でき、21年度から運賃が発生する。

 ネッツトヨタ側が車を提供して運営し、運転手は地元のタクシー会社が担う。町は運行に要するガソリン代などの経費や運転手の人件費などとして新年度当初予算案に約2300万円を計上する方針。また、停留所は数十メートル間隔で設けたい考えで、停留所近くの診療所や商業施設などで協力してくれるスポンサーも探す。

 5日に同町であった協定式でネッツトヨタ神戸の四宮慶太郎社長は「長く健康に住み続けられるまちづくりの一役を担いたい」と話した。

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