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派遣された長野市での活動を振り返る西宮市職員の(右から)伊東拓也さん、星丘来人さん、泉亮介さん=西宮市役所
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派遣された長野市での活動を振り返る西宮市職員の(右から)伊東拓也さん、星丘来人さん、泉亮介さん=西宮市役所
被災者が身を寄せる体育館で、ストーブに給油する西宮市職員(手前)=11月9日、長野市、昭和の森公園フィットネスセンター(西宮市提供)
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被災者が身を寄せる体育館で、ストーブに給油する西宮市職員(手前)=11月9日、長野市、昭和の森公園フィットネスセンター(西宮市提供)

 東日本の各地に洪水や土砂崩れを引き起こした台風19号で、兵庫県西宮市は長野県の被災自治体への職員派遣を11月末で終える。約1カ月半の間に計14人が長野市や同県千曲市、佐久市に赴き、避難所運営や家屋被害調査などで被災地を支えた。第1陣として台風上陸から10日後に長野市に入った3人に話を聞いた。(初鹿野俊)

 西宮市災害対策課の泉亮介さん(32)▽地域防災支援課の星丘来人さん(24)▽教育委員会学校施設計画課の伊東拓也さん(30)。

 3人は10月22~28日、長野市が避難所を開設した「昭和の森公園フィットネスセンター」で活動した。約50人の避難者が生活する体育館で、続々と届く救援物資を管理し、掃除、食事の配給にも従事した。

 活動開始時の様子について、泉さんは「職員もみな、行き当たりばったりの感があった」。発生から10日後で混乱も続く中、他市の応援職員らと作業をどう効率化するかに知恵を絞ったと回想。避難所は応援職員が入れ替わるため、引き継ぎが難しい。そこで、1日に必要な作業を表にして整理し、被災者の名前やアレルギー情報などを図にすることで情報を共有しやすくした。

 そんな中、目を見張ったのが、昨年の西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市の職員という。罹災証明書の申請からインフルエンザワクチンの接種状況まで、避難者に関わる情報を細やかに集めていた。自身も被災した倉敷市に派遣された伊東さんは、しみじみと「被災経験が支援に生かされていると思った」と語った。

 泉さんは被災地での1週間を思い返し「避難者にきめ細やかに対応したいと思う一方で、自主的にやってもらうべきこともあり、バランスが難しかった」。西宮市に今春入庁したばかりの星丘さんは「役に立てるか不安だったが、体験したことを防災講座で市民に伝えていきたい」と力を込めた。

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