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10月1日に尼崎市が開業させる子どもの育ち支援センター「いくしあ」=尼崎市若王寺2
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10月1日に尼崎市が開業させる子どもの育ち支援センター「いくしあ」=尼崎市若王寺2
いくしあ2階に置かれ、体の動かし方を学ぶ「感覚統合室」=尼崎市若王寺2
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いくしあ2階に置かれ、体の動かし方を学ぶ「感覚統合室」=尼崎市若王寺2

 虐待や不登校、発達障害などに直面する子どもや親を支える兵庫県尼崎市の子どもの育ち支援センター「いくしあ」(若王寺2)が10月1日にオープンする。支援歴などの情報を一元化し、福祉や教育などの仕事が分かれる市役所内部の垣根を取り払い、年齢によって途切れない「子どもファースト」(同支援センター企画課)の支援を目指す。(大盛周平)

 尼崎市の市立小中学校で2018年度、不登校の児童生徒数は674人と17年度から117人増加した。市が把握する虐待やネグレクト(育児放棄)の相談件数も13年度の962件から年々増加し、18年度は2505件に上った。

 「いくしあ」は旧聖トマス大の3階建て校舎を改築。延べ床面積約2千平方メートルに、市の担当職員や児童専門のケースワーカー、心理士、常勤医師ら約90人を配置する。また、従来は担当部局が個別に管理していた通園・通学状況や健康診断、予防接種の情報、生活保護の受給状況などを一元的にデータベース化。これらによって、0~18歳の子に年齢の切れ目なく、福祉や保健、教育などの支援を連携させる拠点とする。

 建物の1階は12の相談室を置き、2階は子どもがブランコなどで動作の感覚を学ぶ「感覚統合室」と室内遊びができる「プレイルーム」が入り、体を動かせるフロアに。3階は、医師の診療室や心理状態を分析する「箱庭療法」を行う部屋、光や音で気持ちを落ち着かせる「スヌーズレンルーム」、不登校の子どもが通える教育支援室などが配される。

 稲村和美市長は「地域の皆さんや学校と協力し、悪循環になる前に子どもに寄り添いたい。気軽に相談してほしい」としている。

 旧聖トマス大跡地には1日、図書コーナーや学習室を持つ「アマブラリ」と、発表会などに使える定員180人のホールなどを備えた「あまぽーと」も同時に開設される。

 いくしあの開館時間は月~金曜の午前9時~午後5時半。いくしあの総合相談窓口TEL06・6430・9989

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