淡路

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 今年10月に始まった国による幼児教育・保育の無償化で、4年前から先進的に取り組んできた兵庫県南あわじ市内の公立幼稚園では、これまで無料だった一部のサービスが有料になってしまう事態が起きている。同市は来年度から有料化に踏み切る方針で、保護者への説明会も開いているが、市会では議員の一部から反発の声が上がっている。(高田康夫)

 有料になるのは、公立幼稚園3園での午後からの「一時預かり保育」。旧西淡町地域には公立幼稚園しかなく、同市が2015年に幼児教育・保育を無償化した際に地域事情を考慮し、午前中の幼児教育部分だけでなく、午後からの一時預かり保育も全員無料にした。

 10月から始まった国の制度では、幼稚園に子どもが通う家庭でも、共働きなどで保育が必要となる世帯と、必要と認められない世帯を区別。保育が必要な世帯は午後からも無料だが、必要と認められない世帯は有料のままだ。

 元々有料だった同市内の私立幼稚園やこども園と、公立幼稚園との不平等を解消するため、同市は全国的な基準に合わせる方針を決定。公立幼稚園3園の対象者85人(現時点)のうち71人は、勤務証明書などを出して午後からの保育も無料となるが、14人は保育の必要性が認められず、来年度からは有料になる見込みという。

 同市は「区別をしなければ国から補助金が入らず、市民全体でマイナスになってしまう」と理解を求める。一方、市会では「政治的判断で南あわじ市が進めてきた先進的な子育て施策を継続すべきだ」などとする声が上がっている。

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