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台風10号の接近で、通行車が減った明石海峡大橋。今回も事前に通行止めの可能性が発表されていた=15日午後2時23分、神戸市垂水区より撮影(撮影・鈴木雅之)
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台風10号の接近で、通行車が減った明石海峡大橋。今回も事前に通行止めの可能性が発表されていた=15日午後2時23分、神戸市垂水区より撮影(撮影・鈴木雅之)

 今月15日に西日本を縦断した台風10号で、本州と淡路島(兵庫県)を結ぶ大動脈・明石海峡大橋が6時間余りにわたって通行止めになった。本州四国連絡高速道路(本四高速)によると、西日本豪雨や台風が続いた昨年度は5回通行止めになり、最長43時間半もストップしている。「何だか最近、橋がよく止まる気がする」。淡路島民の素朴な疑問をもとに、取材を進めてみた。(上田勇紀)

 今回、明石海峡大橋が通行止めになったのは15日午後4時~10時10分の計6時間10分。上りは東浦インターチェンジ(IC)から垂水ジャンクション(JCT)、下りは布施畑JCTから東浦ICが強風のため通行止めになった。

 通行止めの基準は何だろう。本四高速によると、雨や霧、地震などさまざまだが、今回は風が理由で、「10分間の平均風速がおおむね25メートル以上」。これを目安に交通状況や警察との協議を踏まえて決めるという。

 では、今回はその基準に達したのかと尋ねると、「基準に達する前に通行止めにした」との答え。「安全を第一に考え、早め早めに止める必要がある。予想データに照らして、基準に達しそうな2時間ほど前から通行止めにしている」。今回、通行止めの間に基準値を超えたという。

 転機は昨年7月上旬の西日本豪雨だった。本四高速は事前に、通行止めの可能性を初めてホームページで告知。早めに止めるという考えは以前からあったが、「基準に達する2時間前」という具体的な目安もこのころ定まったという。2014~17年度の4年間で、明石海峡大橋の通行止めは3回だけだったが、荒天も重なって18年度は5回に増えた。

 1998年の開通以来、人の往来や物流を支え、欠かせない存在となっている明石海峡大橋。同県洲本市のパート従業員の女性(44)は「台風ではなかなか止まらないイメージがあったので、今回も止まって驚いた。秋の台風シーズンには、また止まるかと思うと不安」と話す。

 強風や大雨で大幅な遅延などが予想される場合に、鉄道会社が事前に運休を知らせる「計画運休」が浸透してきた。明石海峡大橋の通行止めは影響が大きく、島民の不安は募るが、本四高速は「今後も台風などの時は事前に通行止めの可能性を知らせ、基準値に達していなくても止めるケースはあり得る」としている。

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