明石

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社会科の動画教材を撮影する錦城中の教諭=明石市上の丸3
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社会科の動画教材を撮影する錦城中の教諭=明石市上の丸3
球根を掘り起こす二見小の教諭=明石市二見町東二見
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球根を掘り起こす二見小の教諭=明石市二見町東二見

 新型コロナウイルスの影響で臨時休校が続いている兵庫県明石市内の学校園。小中学校の教諭は学習動画の制作など在宅の児童生徒のために工夫を凝らした学習サポートに取り組んできた。来週に控えた登校日、さらに6月1日からの学校再開に向け、子どもたちとの再会を心待ちにする先生の準備も力が入る。(川崎恵莉子)

 「動画を止めて教科書に書き込んでください」。錦城中学校(同市上の丸3)の教室。社会や英語、保健体育の担当教諭がスマートフォンで動画教材を撮影していた。

 同校では5月6日から、教科書の内容に沿った授業をまとめた「KINDOGA」をホームページで配信。これまで15分の動画約80本を制作した。

 2年生を担任する田沼亮人教諭(34)らが「配布するプリントだけではどうしても内容が足りない」と動画配信を提案。全生徒約200人が視聴でき、1日のアクセス数は約2000件に上るという。

 教師の間で意見を出し合いながら、授業内容や話すスピードを工夫する。永田浩史校長(59)は「生徒のためだけでなく、教師が授業を見直すきっかけにもなっている」と手応えを語る。

 二見小学校(二見町東二見)では学校再開に向けた授業の準備が本格化。2年生を担任する男性教諭(32)と女性教諭(24)が、学習園などの管理に汗を流す。

 昨秋、児童とチューリップの球根を植えた。「入学式の頃には咲いてるね」と楽しみしていたが、休校中の新2年生が花を見ることはなく、2人が半日がかりで球根を掘り起こした。

 教材に使うミニトマトも栽培。再開後の授業で児童がプランターに植え替えるまで苗の世話を続ける。サツマイモの植え付け準備で土も耕した。

 「時間の都合で今年はできないという状況は避けたい」と男性教諭。女性教諭は「子どもたちと会いたいし、早く授業がしたい」と話す。

 山田祥千子校長(57)は子どもたちのストレスを危惧する。長引く臨時休校で先生や友達と会えず、外で遊べない時間が続いた。「多くの児童が見えないストレスを抱えているはず。どうケアしていくか。一番の課題」と表情を引き締める。

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