明石

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廊下で開催中の絵本原画展。藤本さん(奥右)と河井さん(同左)=中崎小
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廊下で開催中の絵本原画展。藤本さん(奥右)と河井さん(同左)=中崎小

 明石市立中崎小学校(兵庫県明石市中崎1)の職員室前の廊下がギャラリーになり、地元の絵本作家、藤本典子さん(60)の原画展が開かれている。学校の廊下をギャラリーとして開放するのは初の試み。児童工作展の期間中(2月5~8日)は一般市民も観賞できる。

 展示したのは、藤本さん初の単行本「ケーキになあれ!」の原画8枚。みずみずしい果物がケーキに変わる様子を表現している。色鉛筆で立体的に描かれたイチゴやサクランボ、オレンジがとてもおいしそうだ。

 原画展のきっかけは、樽屋町で暮らす藤本さんが、山電人丸前駅のそばにある「かわいコロッケ」の常連客だったこと。ぶらりと立ち寄ったある日、同店の河井由紀子さん(56)が「もしかして絵本作家の藤本さん?」と声をかけた。

 河井さんは、中崎小などで絵本の読み聞かせに取り組む「おはなし隊ブックママ135°」の創設メンバー。2018年秋、藤本さんと洋菓子店「くるみや」(本町1)がパッケージを共同開発したという本紙明石版の記事を読み、藤本さんの顔を覚えていた。絵本の話題で意気投合し、佐伯和樹校長(60)の「では、ぜひ学校で個展を」との提案で開催が決まった。

 同小は「ケーキになあれ!」など藤本さんのシリーズ絵本4冊を図書館の貸し出し用に購入。河井さんらブックママのメンバーが図書館で読み聞かせもしているから、子どもたちに人気だ。

 藤本さんは元児童館職員。20年以上、子どもたちの心と向き合ってきた。お絵かき好きの子どもたちの参考になればと、描き方のコツを解説したパネルを原画の横に添えた。「原画のあたたかみを感じてもらえたら」と藤本さん。

 佐伯校長は「地域には元気で活躍する大人がたくさんいる。子どもたちの刺激になれば」と話す。

 同小は2月5~8日に工作展を開催。8日にはオープンスクールもあるため、原画展も見ることができる。(木村信行)

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